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2021/08/02

手法を解説!

広告のクリック率改善に欠かせない「ABテスト」とは?

Webサイトの集客力を高める方法の一つに、広告を出稿するという手段が挙げられます。しかし、必ずしも広告を出稿するだけで集客を得られるとは限りません。また、集客の先にある「サービス(製品)の成約」「ブランディング」といった成果に繋げるためには、広告のクリック率を高め、より多くのユーザーの興味・関心を獲得していく必要があるのです。

 

では、広告のクリック率を改善するためには、どのような対策を講じれば良いのでしょうか。今回は、広告のクリック率を改善する上で欠かせない「ABテスト」について詳しく見ていきましょう。ぜひ参考にしてみてください。

そもそもABテストって何?

ABテストとは、Webマーケティングにおいて重要な要素である「クリック率」や「コンバージョン率(成約率)」を最適化する手法の一つです。具体的には、現在表示されている情報(Aパターン)と、その情報に変更を加えたもの(Bパターン)の2つを用意し、どちらのパターンを表示させたほうが高いコンバージョン率となるのかを検証していくという手法になります。

 

このABテストは、広告文、広告バナー、LP(ランディングページ)などで多く活用されていますが、オフラインのマーケティングにおいても頻繁に活用されています。たとえば、新聞や通販商品などに同梱されるチラシは、まさにオフラインマーケティングにおけるABテストの対象と言えるでしょう。

 

このようなABテストを一定期間において繰り返すことで、AとBどちらのパターンがクリック率・コンバージョン率の向上に繋がっているのかを効率的に検証することができます。効率性を重視したい企業にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

 

多く用いられている3種類のABテスト

ABテストといっても、その種類は複数存在するため、テスト内容によって適切なABテストを行っていくことが重要です。一般的なABテストとして、次の3つが挙げられます。

 

同一URLのABテスト

最も一般的な方法として挙げられるのが、URLを変えずに見た目だけを変えて行うABテストです。この方法の場合、JavaScriptの技術を用いてソースコードを変えることなく見た目を変えることもできます。ソースコードの書き換えが不要である点は、効率面でも大きなメリットがあると言えるでしょう。
また、ソースコードを変えずにABテストを行うことで、SEOへの影響が少なくなることもメリットと言えます。

 

別のページにリダイレクトさせるABテスト

ABテストの対象となるページにアクセスしたユーザーを、別のURLにリダイレクトさせる方法です。この方法の場合、同一URLで行うABテストとは異なり、ページの中身も別のものを表示させることになるため、AパターンとBパターン、2つのページを用意しなければなりません。当然、URLも別のものを用意する必要があります。

この方法は、一般的に「スプリットURLテスト」と呼ばれるもので、Googleが提供する「オプティマイズ」の機能としても搭載されているため、既に慣れ親しんでいる方も多いでしょう。

 

高度なABテストを行える多変量テスト

基本的には1つ目のABテストと同じ仕組みで行います。ただ、ページ内や、ページを跨いだ箇所のテストを同時に行えることが大きく異なる点です。この手法の場合、同時に行うテスト内容の組み合わせを自由に変えられるため、どれが最適であるかを模索しやすいというメリットがあります。

 

広告におけるABテストの手法

ABテストは、広告においても有効なマーケティング手法です。広告を対象としたABテストを行う場合には、画像やデザイン、コピー(文章)など、異なる2つ以上の対象物を用意して、クリック率やコンバージョン率などを比較していきます。では、具体的にどのような方法でABテストを行っていけば良いのでしょうか。リスティング広告とディスプレイ広告、それぞれのABテストの方法をみていきましょう。

 

リスティング広告のABテスト

Web上で重要な広告の一つとして挙げられるリスティング広告は、ちょっとしたコピー(文章)の違いによって反応に大きな違いが生まれることも少なくありません。だからこそ、ABテストによってより反応の良い広告を選択することが大切です。

 

リスティング広告は、ユーザーの関心が高い検索結果ページに表示させることができるという特性を持ちます。また、表示順位やリンク先も自由にコントロールできるため、特に高い効果が期待できる広告と言えるでしょう。

 

とはいえ、広告の内容がユーザーの興味・関心を引き出せるものでなければ、「クリック率は高いのにコンバージョン率が低い」といった状況に陥りかねません。そのような事態を避けるためにも、「タイトル(キャッチコピー)」「広告文」「リンク先」それぞれをABテストによって改善していくことが大切になります。

 

タイトルを考える際のポイントとしては、「シンプルで分かりやすいこと」「キャッチーな言葉で目を引くこと」「効果を期待させること」などが主に挙げられるでしょう。また、タイトル下の広告文を考える際には、誰が読んでも理解できるよう、難しい言葉を使わず簡潔に伝えることが大切です。

 

そして何より、リンク先であるLP(ラインディングページ)は、コンバージョンにつながるかどうかを決定づけるものになります。リンク先が目的に沿ったコンテンツとなっているかどうかも、ABテストによって判断していく必要があるでしょう。

 

ディスプレイ広告のABテスト

Webサイト、アプリなどの画面上部、右側に表示するディスプレイ広告は、リスティング広告と比較して視覚的な要素が強い傾向にあります。というのも、ディスプレイ広告は画像を挿入することができるからです。そのため、レイアウトやカラー、コピー(文章)と併せて「画像をどのように入れるか」という部分の検証も行っていく必要があります。

 

また、リスティング広告のように検索結果として表示されるわけではないため、ユーザーのニーズに合わせて広告を表示できるよう力を注いでいくことも大切です。Webサイトに登録された年齢、性別、居住地、検索履歴、購入履歴といった情報をもとに適切な広告を表示させられる環境を整備していくと、クリック率やコンバージョン率の向上が期待できるでしょう。

 

ただし、ABテストを行う際、あまりにも多くの箇所を一度にテストしてしまうと、問題の箇所を見つけにくくなる可能性があるため注意が必要です。できる限り、「コピー(文章)だけ」「画像だけ」「タイトルだけ」といったように、焦点を絞ってABテストを実施していくことをおすすめします。

 

まとめ

今回は、広告のクリック率やコンバージョン率改善に欠かせないABテストの手法についてご紹介しました。より成果に繋がりやすい広告を的確に判断するための手法であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

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たとえば、広告用のコンテンツ制作に慣れていない企業の場合、どのような方法で戦略を立て、コンテンツを制作・改善していけば良いのか分からないというケースも多いでしょう。

 

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